2014/02/12

時で知る。

 
こんにちは。
先日の投稿の翌日、雪が迎えにきてくれました。実家の裏山へ父と一緒に雪見をしに行きました。子供の頃は裏山で基地を作ったりして遊んでいましたが、中学を過ぎると山や自然を嫌いになりました。小さい頃は好きも嫌いもなく、それしか選択肢がなく夢中で遊んでいたけれど、テレビや本や色々な情報を知ると自分の世界の小ささに気づいて、それがイヤになったのです。
ただ、時が経った今、自分が過ごした小さい世界はとても美しかったのだと気づきました。その世界が問題でなく、自分の目にそう映すことが出来なかっただけなんだなと思いました。


花咲く旅路 原 由子

鈴なりの花を摘み
吹く風に夏を知る
おだやかに ああ おだやかに
今 ぼんやり遠くをながめてる

はるかなる空の果て
想い出が駆けめぐる
なだらかな この なだらかな
名前さえしらない 坂だけど

咲く紫は 旅路を彩どる

何処へと鳥は鳴き
夢出ずる国をゆく
世の中は ああ 世の中は
なぜ こんなに急いてと流れてく

今宵は 月が旅路を照らそうぞ

喜びが川となり
悲しみは虹を呼ぶ
道無きぞ この旅だけど
でも こんなに上手に歩いてる

稲穂の先が いつしか垂れコウベ
咲く紫は 旅路を彩どる

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