ニューヨークに行ってきました。
日本で一番小さい香川県で生まれて、何となく"違う感じ"に悶々として、兵庫で学び大阪を感じて、京都に行き、神奈川を経由して東京で住み、まさかの沖縄に行き、神奈川の奥地を経由して東京に戻りました。フランス、イタリア、台湾を数日訪れ、やっとアメリカに。
物心ついた時からどうしてか私の心にアメリカはありました。
与えられる絵本は彩り豊かでオシャレな海外の物語ではなく、干支や戦争を描いた、地味で日本的なものばかり。
そんな私の日常に、狭い心になぜか、水に一滴の絵の具を落としたみたいに、アメリカはありました。
CDなんか買ったことないのに、気がついたらLauryn Hillを買って帰っていて。この人が何を歌っているのか知りたかった。このメロディーは何を乗せて流れているのか、分かりたかった。
やっと訪れたアメリカ(ニューヨークだけなくせに)。
自分のルーツはアメリカにあるのかもしれないな、と思う旅でした。
もっと知りたいし、もっと分かりたい。
そしてやっぱり、世界中の人と文化が知りたい。
言葉は100%通じなくてもポジティブに、一人一人の気持ちを、たくさんの気持ちを知りたいです。
知ることでお互いを尊重する社会はつくれること、知ることがこれからの世界の鍵になることを広めてゆけるように。
